謎解きゲームの魅力その2は「誰でも参加できる」ところです。
それについて詳しく解説していきます。
知識を必要としないから誰でも遊べる
謎解きの大きな特徴の一つは誰でも参加できること。その理由は知識を必要としないからです。
謎解きの問題を作るときに一番気をつけなければならないことは、クイズか、謎解きか、ということ。つまりその問題を解くのに知識が必要かどうか。
クイズと謎解きはよく比較されるものですが、その大きな違いは前述の「知識が必要かどうか」なのです。
クイズは知識を競うゲームです。知らないとわからないのがクイズであって、知らない場合は知らない人が悪いだけであって、問題に非はありません。
謎解きの場合は、知識がなくても解けるかどうかが大事です。知らなかったから解けない場合は、解く人が悪いのではなく、問題が悪いということになります。基本的なスタンスは誰でも解けることが前提になっているので、それを逸脱してしまうともはや謎解きとは呼べないのです。
対象年齢は?
とはいえ、幼児でも解けるのかというと、実はそうではありません。対象年齢はちゃんとあります。
たぬき探偵ジェリーのゲームの場合は、おおよそ10歳の子どもが一人でも解けるかどうか、というところを基準にしています。10歳の知識であれば問題が解けるということです。なので大人はほとんど解けるはずです(ひらめくか、そうでないかはその人次第!)。
そのため、多少の知識も必要になってきます。例えば都道府県とか県庁所在地とか。これも実は小学校の社会で勉強するので、知らない人はむしろ、勉強になったなぁと思っていただけたら良いのです笑
例えば上の問題、わかりますか? 実はこれ、結構難問です。
なのでわかったらなかなかすごいです。
ヒントは先程の県庁所在地です。
答えはツイッターを見てください。
こんなふうに、ちょっと知識よりの問題もありますが、基本的には10歳の知識で解けますので、おそらくこのブログを見ているかたは解けるはずです!笑
高齢者でも謎解きにハマる
私達、たぬき探偵ジェリーの会社では、高齢者向けにも謎解きゲームの講座を何回かしたことがあります。
そうなんです。高齢者でも謎解きゲームを楽しむことができるんです!
実際はちょっと時間がかかるのですが、すごく楽しんでくれます。参加者は一様に「こんなに頭を使ったのは久しぶりだ」と言ってます。もっと普段から頭使ってくれって感じなんですが、やっぱり普段とは違う脳みそを使う感じなんですね。
個人的に思うのはこういう脳トレは絶対に必要だと思っています。
業界的に高齢者向けの謎解きってあまりないのが現状ですが、高齢者の方にも認知が広がっていけば、楽しみながら脳トレできるようになると思っています!
もし高齢者施設関係者の方でご興味があればご相談ください。
親子のコミュニケーションに最適
誰でもできるのが特徴の謎解きゲームですが、謎解きゲーム初心者の場合は親でも子どもでもスキルは一緒くらいだと思ってください笑。なので周遊型謎解きとかどこかで見つけたとき、親子で挑戦してください!親もそれなりに本気になってやらないと解けないと思いますので、真面目に取り組むことをおすすめします。子どもはいつでも全力なので気にする必要はありませんが笑。
親子で解いていくとそれだけで楽しいのですが、謎解きゲームの魅力は最後に「あっ!」という仕掛けが隠されているところです。これが謎解きゲームの醍醐味といっても良いです。例えば、紙を折ったら文字が浮かび上がってくるとか、透かしたらなにか文字が見えるとか…。あの手この手で驚きのトリックを仕掛けてくるのが謎解きなんですが、それが解けたとき、めっちゃ盛り上がります。
もう一度言います。めっちゃ盛り上がります!(大事なので2回言いました)
なのでその一瞬の感動はその瞬間でしか味わえません。それを親子で味わったら、たまんなく興奮しますよね!もう目に浮かびますよね、光景が!(謎の押し売り笑)
だから、親子でガッツリ遊ぶことを全力で推奨します。
特に、ショッピングセンターとか、お母さんが買い物して、父親と子どもが待たされている場合は、父と子で絆を深めるまたとないチャンスですよ!
いいところを見せようと思わず、親子で単純に楽しむことを目的として遊んでみてください。