やる気のない社員にあふれる日本企業
少し前に、仕事への熱意や職場への愛着が強い「エンゲージしている従業員」の割合を示した記事を読みました。それによると、データがある125カ国中で日本は最下位。エンゲージしている社員はわずか5%、逆にエンゲージしていない社員は72%だったそうです。いわゆる「ぶら下がり社員」がそれだけいるらしく、やる気のない社員に溢れかえっている現状が数値として現れました。
ちなみにこのエンゲージメントスコアが1%上昇すると営業利益率が0.35%改善するそうです。つまり、エンゲージメントが高いほど営業利益率が高くなり、儲かる会社になっていくようです。逆に言えばエンゲージが低いほど儲からなくなる、あるいは儲ける会社にする難易度が上がるということですね。
冷静に考えればそりゃそうですよね。やる気に満ち溢れた社員がたくさんいればそりゃ事業もうまくいきますよ。逆にやる気がない社員が多ければ、彼らをマネジメントするのも苦労するし、従業員感のトラブルも増えてストレスも増える負のスパイラルに陥りそうです。
企業としてはなんとしてもエンゲージメントスコアをあげたいところです。
エンゲージメントを高める方法
で、肝心の当社はどうなのかというと、自分で言うのもなんですが、エンゲージメントはかなり高いと思います。
なぜなら、6年前から正社員が入社して以来離職率0%だからです。やる気なくダラダラ居続けるのかというとそうではなく、いちいち細かい指示を出して動くような社員はおらず、それぞれ役割を理解し、自ら行動している社員ばかりです。なんなら、やる気ない社員に対しては、他の社員が活を入れたり、フィードバックをしたりと、社員間で意欲を高めています。また、女子社員だけで女子会を開いたり、ゲーム会を行ったりと、社員間の仲も良く、とても楽しそうに仕事をしています。他社の方からも「維新さんはみんな仲が良さそうでいいですね」と言われますが、確かに仲は結構いいと思います。そもそも9名程度の小さな会社なので、これで仲が悪かったら結構キツイというのもありますが…。そんなことで、エンゲージメントの高さには自負しております。
ではこのエンゲージメントの高さはどのようにして出すのか。自己分析してみましたが、様々な要素があると思います。その中でも大きなも要素の一つが「一緒に遊ぶ」ということです。
エンタメが社員の結束を高める
当社では毎月1回「エンタメ研修」というイベントを設けています。これは、何かしらのエンタメをみんなで体験しようというものです。例えば謎解き、ボードゲーム、テレビゲーム、マーダーミステリー、イマーシブフォート、料理対決、BBQなどなど、なんでもいいんですが、楽しそうなことにみんなで挑戦するというものです。
もともとの狙いはエンタメ会社としてエンタメの知識を広くするというものでしたが、これが毎月社員全員参加でやっていると、自然と仲良くなるのにも役立っている気がしました。
みんなでゲームをやるので、自然と会話が生まれて、この人はこういう性格なんだという仕事では知り得ない一面が見えたり、同じ体験を共有することで思いが一つになったりと、コミュニケーションがぐっと促進されるんです。良くも悪くも相手のことを知ることでコミュニケーションの質が高まり、結果的に仲が良くなるのです。これは例えば、学生時代の運動会に似ている気がします。運動会を嫌々ながらクラスの人達と準備したり練習したりそして本番に臨むことで、終わったらなんか仲良くなっているあの感じ。不思議な距離のつまり方。これが毎月のエンタメ研修を行うことで、自然と起こっていたんです。
そうすると仲間意識が生まれ、お互い高め合う仲になっていきます。それが会社へのエンゲージメントにつながっていくわけです。会社とはつまり人間関係が構築された組織であり、つまるところ人間です。同じ働く人間のことが好きになって仲間意識が生まれれば、それはエンゲージメントに変わっていくのです。
それを身を以て体験した僕が言うのだから間違いない。エンタメでエンゲージメントは上がると声を大にして言えます。
エンタメは当社にお任せ!
じゃあどうしたらいいのかといえば、当社にお任せください、ですよ笑。
社員のエンゲージメントをあげたいなら、当社にお任せください。
みんなが楽しめて自然と仲良くなれるエンタメプランをご提案します。
実際に、謎解き研修は毎年多くの企業様に導入していただいています。企業様の懇親会で使われることが多く、チームで協力して謎解きをするので、自然と仲良くなれると好評です。必要であればオリジナルでその会社さんの内容を反映したものを作ることもあります。そうするとより帰属意識が高まります。
また、謎解きだけではなく、ボードゲームで遊ぶのもおすすめです。ボードゲームも様々あり、企業様が求める課題に沿ったものを提案することができます。
それらの内容も大事なのですが、個人的に一番大事だと思うのは、毎月続けることです。年に1回では、交流の機会が1回しかない。だけど毎月やれば年間12回も交流できて、すぐに社員間が仲良くなっていきます。そうすれば業績アップの早いでしょう。
貴重な業務の時間を使うから嫌だなと感じるかもしれません。でもこの1日の投資だけで数%の業務効率が上がると思えば、効果は何倍にもなって返ってきます。社員がやめなくなれば、それだけで採用コストが大幅にダウンします(採用コストは一人100万円と言われています)。社員が楽しんで働いてくれれば、より良い社員の獲得にもつながります。結果、企業の魅力が上がり、売上も上がっていくことでしょう。
少しでも気になった方はお気軽にご連絡いただけたらと思います。
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