1.体験型捜査ゲームとは
事件現場を調べたり、会場を実際に歩いたりして証拠を集め、謎解きをすることでさらなる情報を入手して事件解決を目指す、体験型のゲームです。
2.今回遊んだゲームの概要
今回はこの体験型捜査ゲームが2本なんばウォークで遊べるということで、大阪出張の際に行ってきました。ゲームの概要は以下のとおりです。
【共通事項】
イベント期間:2024/7/5(金)~7/15(月祝) ※結構短いので注意!
受付時間:10:00~21:00(最終受付20:00)
イベント会場:なんばウォークイベン2番街 フォレストパーク横
料金:1,200円/1人
所要時間:60分~90分程度
(1)「大富豪殺人事件を捜査せよ」
【ストーリー】
日本屈指の大富豪が住む館にて、その館の主人である「西園寺 冨蔵」が殺害されるという事件が起こった。
館の地下室にて頭から血を流して倒れているところが発見されたのだ。
事件当日、館にいた使用人や招待客全員が容疑者となる。被害者が残した謎の手がかりや容疑者の証言を元に、特捜部「謎解き課」の優秀な捜査官であるあなたは、この事件を無事解決し、犯人を突き止めることはできるだろうか?
(2)「消えた10億円を探せ」
【ストーリー】
世界を揺るがした有名な金庫破りグループのボス「エックス」がついに処刑された。
しかし、奴が最後に盗んだとされる10億円のありかは未だ不明のまま。
そんな中、この地下街に10億円の在処を示す手がかりがあるという情報を耳にしたあなた。地下街に潜入し、手がかりを集め、難解な暗号に立ち向かって見事10億円を探し出すことはできるか!?
3.体験レポ
なんばウォークのなかをブラブラすること数分、やたら物々しい雰囲気のポップアップストアが見えてきました。
し、死んでる…!?
通り過ぎる際にふとこのマネキンが目に入り、小さく悲鳴を上げている通行人の方もいました。
そりゃびっくりしますよねこんなものがあったら…。
インバウンドの方も興味津々です。
【大富豪殺人事件を捜査せよ】
到着したのは18時~19時ごろだったので、とりあえず1本目として「大富豪殺人事件」を購入。
キットを渡され、専用のLINEアカウントを登録してゲームを始めます。
体験型捜査ということで現場検証のようなものかと思っていたのですが、内容は謎解きがメイン。
会場を調べることで謎解きの手掛かりを集めるというゲームシステムなので、ミステリー色が強く、よりストーリーに入り込むことができる謎解き、というイメージを持ちました。
ストア外を調べる周遊要素もあるので、周遊型と公演型の中間のような感じですね。
ストア内も、どこまでが「ショップ」でどこまでが「現場」なのか、その境目があいまいになることで、よりゲームの世界に入り込むことができました。
そんなこんなでストアと外の周遊を終えて、無事にクリア。
ほぼ謎解き初心者(xで流れてくるような1枚完結型の謎解きは少しやっている程度)の同行人もいたのですが、所要時間は1時間弱くらいだったかと思います。
難易度は、謎解き初心者の方でも十分に楽しめるレベル。ただ、最後の方はきちんと謎解き好きに向けた難易度になっているので、手掛かりを求めてLINEと問題用紙を何度も見返すことになりました。
完全な初心者だけで挑戦すると、最後の問題はヒント無しではかなり厳しいのではないかと思います。
僕も正直謎解きの経験は浅いのですが、ヒント無しで一発回答できてそれはもうホックホクでした☻
【消えた10億円を探せ】
ということで、思っていたよりスムーズに終えることができたため、2本目のゲームを購入。
こちらのゲームも専用のキットとLINEで進めていくようです。
ストア内の雰囲気が全体的に殺人事件寄りだったのでそうかなぁと思っていたのですが、こちらのゲームはさらに謎解き寄りのゲームでした。
そしてその分、謎解きそのものの難易度も高かった印象。
やっている途中で、「うわ!やられた!」となる場面が複数回あり、悔しいやら楽しいやら…。
詳しくはネタバレになるので言えませんが、視野を広く持つことが大切です。
殺人事件の方よりも問題用紙とLINEで済むパートが多い分、完全に視野が狭まってました…。
4.最後に
ということで、大体2.5時間程度、2,400円で2本のゲームを遊びましたが、個人的には大満足でした。
10億円の方は団扇のようなものが手に入るのも、やたらと暑い今年の梅雨には嬉しいですね。
謎解きと違うエンタメか⁉と期待していた内容とは少し違ったものの、現場の雰囲気やゲームのつくりから感じることができる没入感は、通常の周遊型とは一線を画していると思います。
公演型の没入感を残しながら周遊要素が加えられており、時間に縛られず自分のペースでできる自由さもある…と、いろんな種類のある謎解きの良いとこ取りのように感じました。
来週の月曜日(15日)までとかなり短い開催期間ではありますが、近くに立ち寄る予定のある方などは体験してみてはいかがでしょうか。